概要
COMSAは、NFT(非代替性トークン)とNC-FT(ノンサーキュレイタブル・ファンジブルトークン)のマーケットプレイスです。NFTのサービスでオーディオや動画のファイルをサポートしています。
日本発のプラットフォームで、サービスを2022年1月31日に開始。COMSAは、Symbolというブロックチェーンを基盤にしています。
特徴
最も大きな特徴は、音声や動画などの作品もブロックチェーンに保存している点です。他のほとんどのNFTプラットフォームは現在、作品自体はブロックチェーンに保存していません。
この特徴はミュージシャンやクリエイターにとって重要なポイントです。ブロックチェーンに保存されていないと、作品の元データが削除されてしまう可能性もあります。
経済圏
COMSAのNFTの経済圏は、4種類の人々から成り立っています。
- クリエイター:アセットの創造者。NFTが二次販売された際、売上の分配を受け取ることができる。
- エンドーサー:クリエイターが作成したアセットの支持者。支援したいアセットを見つけ、そのNFT化にかかる手数料と初回の出品に必要なリスティング手数料の支払いを代行する。初回販売時のみ、対象のNFTが売れた際に販売手数料を受け取る権利がある。
- ホルダー:NFTの購入者。所有するNFTを二次販売できる。
- ガーディアン:不正なアセットやNFTを運営チームに報告する自警団。報告した内容によって、報酬が得られることもある。
今後の計画
COMSAは、まだ全てのサービスを提供しているわけではなく、以下の内容はこれから行っていく予定です。
- クリエイターがエンドーサーを選んで承認する「エンドーサー制度」の導入
- NFTでオフィスファイルとテキスト・URLをサポート
- NC-FTのローンチ
(2022年2月10日時点の情報です)
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