Audiusは、レーベルと契約していないミュージシャンでも音楽を配信できるストリーミングサービスのプラットフォームです。
SoundCloudと同様のサービスですが、Audiusは中央集権的な組織ではなく、コミュニティが運営できるような仕組みを作ろうとしている点が大きな違いです。
アップロードの上限もなく、データやダッシュボードも含め、今後も永遠にプラットフォームを全て無料で利用することが可能であると説明されています。また、320kbpsのクリアな音で音楽を聴くことができることも特徴です。
サービス開始後には以下の画像のように、資格を満たしたユーザーが、NFT(非代替性トークン)をプロフィール欄で公開できる機能が追加されました。
NFTの売買はAudiusではできませんが、リンクから対象のマーケットプレイスに直接飛ぶことができるようになっています。サービス開始時は以下のマーケットプレイスに対応していると説明されていましたが、今はもっと増えてるみたいです。
また現在では、TikTokとも連携しており、Audiusから直接、音楽をTikTok上で共有できるようになりました。
📢 Announcing the Audius TikTok integration! 📢
— Audius 🎧 $AUDIO (@AudiusProject) August 16, 2021
You can now share your tracks directly from Audius to TikTok!
Follow and tag us in your videos using an Audius track for a chance to win 50 $AUDIO.
Official TikTok → https://t.co/mP0BKOjzRV pic.twitter.com/3ydBQq3GzL
Audiusでは、基盤であるブロックチェーンネットワークのセキュリティを維持したり、限定機能にアクセスする権限を付与したり、コミュニティによるガバナンスを実現したりするために、「AUDIO」というトークンが利用されています。
ミュージシャンがAUDIOの報酬以外で定期的に収入を得る仕組みは現時点ではなく、2021月3月のブログでは、コミュニティによる提案・採用によって、これから決定していくと説明しています。
(2021年9月26日時点の情報です)
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